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焼身自殺と「避けられない死」―楽な死に方などないが、苦しい死に方はある

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この記事は約4分で読めます。

こんにちは。

2014年にラクイラ(私が留学していた街)で焼身自殺をされた方がいます。今回はそれを契機として、焼身自殺と自殺一般について語っていきます。

焼身自殺に関する一般論

焼身自殺は他の自殺の手段と比べて苦痛が大きい。焼身自殺をした人は意識が明瞭なままゆっくり死亡していくため、彼らは自らの行動を後悔しながら、時間を掛けて逃れようのない死を迎えていく。そのため、肉体的苦痛も大きく、さらに精神的苦痛が他の手段に比べ圧倒的に大きいため、例え自殺を試みる場合でも焼身自殺は決して選択すべきではないと言われている。

このように、自殺するにはいろいろな手段がありますが、焼身自殺はその中でも苦痛がより大きく、不可逆的です。たとえ死ぬことを後悔したとしても助かる可能性は低いのです。このことから、私は自殺を考えている人に「死ぬな」とは言いませんが、「焼身自殺だけは止めておいたほうが良い」という現実的なアドバイスを伝えるでしょう。もちろん、楽な死に方など(安楽死以外には)ありませんが、どうせなら少しでも楽な方法で自殺してほしいものです。もちろん、読者の皆さんやその友人が自殺しないことのほうが私には嬉しいです。

私は自殺を止めない

ここで、私の自殺に関する考えについて述べます。私は知り合いが死にたい、自殺したいといっても私はそれを止めません。自殺を止めたとして、適切な方法で彼をケアしないと、結局彼に死ぬ以上の苦しみを与えてしまうことになります。無責任に「死なないでくれ」といって、たとえその場で彼の自殺を止めることができたとしても、それは彼にとってなんの解決にもならないことは明らかであり、おそらく彼にとって、それは見放されるよりもつらいことだと想像します。

そのため、私は彼にできる限りのサポートをしたうえで、必要な機関(精神科、心療内科、心理的なサポート、グループホーム、カウンセリング、休息、旅行など)に彼を連れて行ったあとで、適切なケアを受けたとしても、どうしても「やっぱり、まだ私は死にたいと思う」という人は存在します。そのような人が考える「死にたい」というのは、一般的な人が考えられる範囲のことは全てしているか、意味がない場合が多いです。そのため、どんなに手を尽くしても最終的にそれが「本当に」彼の望みならば、私にそれを止める権利はないと思っています。

たしかに、精神科病院に入院していれば自殺は防げますが、それは本当の解決策ではないと思っています。もちろん短期間(1か月未満、長くても3か月)の入院の意義を否定することは私はしませんが、とくに日本の精神科では、何年も精神科の病院の中に閉じ込められることを彼らは「治療」と呼んでいますが、これは人権侵害以外の何者でもありません。

自殺に失敗した人は、生きていることに感謝するのか?

「自殺することが私にとって至上の喜びだ」という言葉を良く聴きます。もちろん、ほぼすべての場合において、自殺を考えるということは正常な心理状態ではなく、精神科領域の支援と介入を必要とします。私の周りの友人で、実際に自殺未遂をし、生還した人が数人いるので、話を聞いてみました。
彼らの多くは、自殺しようとしたことを後悔していて、医療従事者が自分の命を救ってくれたことに感謝していました。私の友人Cは、約10年前に自殺未遂をし、その後2か月間の絶対安静と5か月間のリハビリテーションを必要とし、いまでも身体中に痛々しい傷跡があります。彼女は、「人生にはたくさんのつらいことも苦しいこともあるけれど、自殺以外の解決法があることを私は学びました。だから、次はそのような愚かなことは絶対にしないはずです。必要な時には助けを求めることの大切さを学んだし、助けてくれる人がいることも知りました。いろいろな解決法を心理士とともに探しています。」と語っていました。

半身不随になり車椅子生活をしている友人Mは、「自殺未遂をしたことが素晴らしいことだとはもちろん言わないし、痛い思いや苦しい思いもたくさんした。しかし、ゆっくりリハビリテーションや休息をすることにより、周りの人がどれだけ私のことを愛しているかを知ることができました。けれども、それは自殺未遂をしなくても休職をすれば体験できたことで、あのころの私には死ぬこと以外の解決策を考えることはできませんでした。医療従事者に心から感謝しています。」と語っています。

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