こんにちは。ほのかです。
ここに書いた3つの銀行は私がいずれも使ったことがあるものです。特に「外国人が口座を開設しやすいか」という視点で書いていこうと思います。
BPER banca (Banca Popolare dell’Emilia-Romagna)
エミリア・ロマーニャ州(Emilia Romagna)の頭文字をとってERと名付けられたこの銀行は、イタリアでもかなり使われています。特にエミリア・ロマーニャ州があるイタリア北部で多く使われています。
口座開設はオンラインでもできますが、その場合は保険証(tessera sanitaria)が必要です。また、保険証を得るためにはコムーネからの住民登録が必要です。そのため移住直後の手続きはできません。
ラクイラ大学の学生証(プリペイドカード機能付き)があるのですが、それがこのBPERのものだったのです。色々あり結局手に入れることはできなかったのですが、銀行員の方の優しさに感動しました。
公式サイト: https://www.bper.it/privati/carte
N26 (N26 GmbH)
S.R.L.(有限会社: Società a responsabilità limitata)やS.p.A.(株式会社: Società per azioni)でないことからもわかりますが、ドイツの会社です。
ただ、サービスはイタリア国内にもあり、イタリア語でのカスタマーサービスももちろんあります。また、英語でのサービスも行っていて、イタリア語が話せなくても大丈夫なようです。そのため「イタリア語ができないので、イタリアに口座が持てない」という外国人に支持されています。
そのほかにも、無料でイタリアのIBANつきの口座(ITからはじまる)が持てること、サービスがオンラインで行われるため銀行に行く必要がないことなど、メリットはあります。
Postepay / BancoPosta (Poste Italiane)
イタリアの郵便局であるPoste Italianeが発行しているカードです。そのため信頼性が高く、
Postepayはプリペイドカード、Postepay Evolutionは銀行口座(IBAN)つきのプリペイドカード、そしてbancopostaは銀行です。banca/oとは「銀行」、postaとは「郵便」という意味なので、日本のゆうちょ銀行に相当するイタリアのサービスです。
サイト: https://postepay.poste.it/
Postepay Evolutionを契約しようと考えている方は、こちらもあわせてご覧ください。
注意事項
いずれの銀行も、カードを日本に発送するサービスを行っていないため、帰国中にカードの有効期限が切れてしまった場合、対処法はイタリアに戻るしかありません。そのため、本帰国したら口座を維持することができなくなります。
また、N26の場合はヨーロッパにならカードを発送してくれます。
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