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自殺を考えたことがあるひとだけが共感できる7つのこと

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corn fields under white clouds with blue sky during daytime 未分類
Photo by Pixabay on Pexels.com
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「普通の人間」は、まず死にたいなんて思わないですし、思ったとしても、それは大げさに表現しているか、もしくは一瞬で過ぎ去る感情にすぎません。たとえば、お腹が空いていたら、ごはんを食べれば空腹を免れることができます。それと同じように、一瞬で過ぎ去ることをそう表現する人も、ときどきいます。
しかし、最初に言っておきますが、深刻な自殺に関する危険があっても、それは一生涯続くものではありません。あなたにも健康な時期があったように、その時期は必ずまた訪れます―あなたが生きることを諦めない限り。綺麗事に聞こえるかもしれませんが、一年中晴れている地域がないように、一年中飴ばかりの地域もないのです。しかしそんなことを言われても、「いま降っているこの雨がつらくて苦しくて仕方ないんだ」と思うかもしれません。「やまない雨はない」という言葉が綺麗事に聞こえてしまうのは、そういった理由です。
この記事では、自殺を考えている人に向けて、またそうではないけれどもそういった人のことを理解したいと思っている人に向けて、実際に自殺を考えているような人が何を考えているのかを、あくまでも私個人の意見として書いていきます。

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1 電車を使って自殺をする人は、周りには「一般的な会社員」に見える

健康なイタリア人に、「日本では電車に飛び込んで死ぬ人がいる」という話をすると、かなり驚かれます。それは単純に、一部のイタリア人にとっては、日本ほど鉄道が生命線ではないという理由もあるのでしょう。ただ、単純に彼らはそういった自殺の方法がこの世に存在することさえ考えてもいなかったようです。
よく言われることで、論文などのデータがあるわけではありませんが、このようなことが知られています。電車に飛び込む人は、しっかりとスーツを着て、カバンには仕事に行くための準備をしているそうです。周りから見れば彼らは職場に向かうサラリーマンにしか見えないでしょう。たとえば彼らが顔面蒼白で、歩くことさえできず、パジャマを着ていて、髪の毛が明らかに汚れていたなら、「この人は死のうとしているのかもしれない」と気づくことができるでしょう。しかし、実際にそのような状況で自殺を試みる人は、多数派ではないのです。
それはなぜなのでしょう? 次の項目で説明します。

2 「電車に吸い込まれる」という感覚

私は高校時代、通学のために電車を使っていました。運の悪いことに、学校の最寄り駅には特急が止まらないのです。自殺をするためには、電車に轢かれる必要があるので、特急が止まらない駅のほうが、都合が良いのです。
そして、私も「電車に吸い込まれる感覚」を持っていました。「死にたい、もう耐えられない」とか「いや、ここで死んだら周りに迷惑がかかる」とか「私はこういう目標があるから、そのためにはもう少し頑張らないといけない」などと考えているよりも前に、感覚として、電車に吸い込まれるのです。
たとえるのが難しいですが、スマートフォン依存症の人が、気が付いたらスマートフォンを触っているようなものと考えるとわかりやすいかもしれません。また、深く考えずに、職場に付いたら緊急のメールがないかどうかをチェックしていることなどもその例でしょう。もっと良い例は、好きなお店の前を通ると、何も考えることなくその店に入り、気がつけば買い物を済ませているといった感覚です。
そのため、実際には、真剣に自殺の方法を考えている時間と、行動に移すための時間には、少しだけ時間差があるのかもしれません。もちろん人によりますし、一般化はできません。

3 スマートフォンを充電するためのケーブルを見て、死にたいと思う

本当に調子が悪かったときには、スマートフォンを充電するためのケーブルでさえ自殺の手段に見えました。たとえば首を吊りたいから家具屋に行ってロープを買うとか、そういった計画的なものではもはやないのです。考える間もなく行動に移してしまう。それは全員がそうだというわけではありませんが、とにかく私には「ちょうど良い道具がここにあったな」としか思えなかったのです。
入院中、ベッドのすぐそばにナースコールがあったのですが、それが1メートルくらいの長さがあるものでした。天井からコードが下がっている様子を見て、私は気が付いたらそれを使って首を絞めていました。2人部屋だったので、同室の人がすぐにナースコールをしてくれたため、私は今ここにいます。
あらゆる道具が死ぬためにデザインされたかのように思ってしまうのです。

4 死にたい人がシャワーをすることは、健康な人が1日10時間の肉体労働をするのと同じこと

死にたいと考えていることは、想像以上にエネルギーを使います。そのため、周りから見れば「あなたは今日ただ寝ていただけでしょう? 何がそんなに疲れるの?」と思うかもしれませんが、それがその人の精一杯なのです。呼吸をすることさえしんどいし、食事をとることはもはやグランサッソに登ってきてくれと言われるくらいしんどいのです。
そんな私たちが一番困難を抱えるのが、シャワーです。ベッドから起き、服を脱ぎ、シャワーを浴び、体や髪の毛を洗い、濡れた体を拭き、ドライヤーで髪の毛を乾かし、服を着替える…。これらの作業を私たちがすることは、健康な人が10時間の肉体労働をすることと同じだと言えるでしょう。

5 自殺以外の選択肢が見えなくなる

これは自殺に関する心理学や精神医学では有名な言葉ですが、「心理的視野狭窄」と呼ばれる現象があります。
たとえば、あなたが突然1万ユーロの借金を負ったとしましょう。健康な人なら、「3年一生懸命働いたら返せるかもしれない」とか「消費者金融に行ってお金を借りよう」とか「新しい事業を起こせばすぐにでも返せるだろう」などと考えることができるでしょう。
しかし自殺を考えている人には、それらの選択肢を考えることはおろか思いつくさえできず、「私が死んだらこの問題は全て解決する。それ以外の方法はない」と考えてしまうのです。先ほどの例で挙げたようなことだって「解決策」なのに、それが見えなくなってしまうのです。

6 「なんでそんなことで死んでしまうの?」と言う資格は誰にもない

たとえば「いじめられて中学生が自殺した」というニュースがあったとして、健康な人は「たかだか学校でいじめられたくらいの些細なことで、なんで大切な命を無駄にする(死ぬ)なんて馬鹿なことをしたんだ?」と思うかもしれません。
しかし、前述のように、彼らにはいじめから抜け出すための方法が自殺しかないと考えてしまうのです。「学校でのいじめ」が「自分という存在や生きる権利を否定されたこと」と思ってしまうこともあります。
「学校がつらいなら学校に行かなければ良いじゃない、学校なんていくらでもあるよ」というアドバイスに悪意があるとは思いませんが、そういった理由から、当事者には意味のない、たわごととしか受け取られない可能性もあります。
また、例えばいじめられることなどなんとも思わないひとがいたとして「私はいじめられても平気だよ」と思うかもしれませんが、ある人には耐えられないほどの苦痛なのです。逆に、いじめられている人からすれば災害の被災者になることは些細なことに見えるかもしれませんが、別の人は耐えられないくらいの苦痛かもしれません。
同じ痛みを受けたとしても、それに耐えられるひとと耐えられないひとがいるのは当然のことです。精神的なものであろうと同じことです。

7 「自殺したいならだれにも迷惑をかけずにひとりで死ね」ということが不可能な2つの理由

最初の理由は、自殺でも他殺でも病死でも、ひとりだけの力で死ぬことは不可能だということです。遺体の処理だけでなく、まだ生きている状態で発見されたら医療行為を受けますし、お葬式も開かないといけませんし、日本の場合は火葬してもらう必要もあります。しかしそれらのことはひとりだけの力でできるものではありません。たとえ誰もいない場所で死んだとしても、それを誰かが見つけることになるのでs、結局誰かに面倒なことをさせることになります。生きている段階でも、調子が悪くなれば医者に行き、農家などが作った食事を食べ、水道や電気などのインフラを使っていますから、ひとりで生きていくことさえ私達にはできないのです。
次に、前述したとおり、「迷惑をかけずに死のう」とか「いっそ迷惑をかけてやろう」とか、そんなことを考えて自殺するひとはほとんどいないからです。気が付いたら行動に移している場合や、行動に移すまでに何も考えられない場合もあります。

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