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This blog is written by a blogger and YouTuber, a university student currently living in Kyoto and Rome, about studying abroad in Italy and other thoughts and feelings.
京都とローマの二拠点生活をしているブロガー兼YouTuberである大学生が、イタリアでの留学生活やその他感じたことについて書くブログです。
Questo è il blog di una studentessa universitaria, blogger e YouTuber che vive a Kyoto e a Roma, che scrive della sua vita da studentessa in Italia e di altre cose che sente.

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精神疾患のある人だけが共感できる5つのこと

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この記事は約4分で読めます。
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こんにちは。ほのかです。

今回は私が精神疾患になってわかった、精神疾患のある人だけが共感できることについて書いていきます。

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1.この苦しみに終わりはないと思う

精神疾患になると、痛みや苦しみに終わりはないのではないかと思ってしまいます。

こんなにつらい日々が終わらないのだったら、いっそ死んでしまおうと思うこともあります。

精神疾患のない人だと、たとえ風邪をひいても、「数日で治るだろう」と楽観的でいられることが多いですが、精神疾患があると「もしかして重病だったらどうしよう、一生このままだったら…」と思ってしまいます。

これは「精神的視野狭窄(きょうさく)」と呼ばれる症状のひとつで、自殺を考えている人に良く起こることで知られています。

健康な人だと「自殺以外にも選択肢がある。会社を辞めたり、ゆっくり静養したり、好きなことだけをする時間を自分に許したりして回復しよう」と思えるのですが、精神を病んでしまうと「死にたい…」としか思えなくなります。

もし読者の方がこのような状態なら、一刻も早く精神科や心療内科を受診することをお勧めします。

2.いまの症状が薬の副作用なのか病気の症状なのかがわからなくなる

私が困っているのは、たとえば手が震えたときに、それが不安による精神疾患の症状なのか、ほかの病気の症状なのか、それとも薬の副作用なのか、離脱症状(薬を減らしたときに起きる症状)なのかがわからなくなることです。

頭が痛い、動悸がする、吐き気がするなどの症状は精神疾患などによる不調でも起きますし、副作用や離脱症状でも起きるものですから、ほかの重病がもしあったときに、病院に行くのが遅れてしまいます。

精神疾患のある人がその薬を服用していると、多剤併用(たくさんの種類の薬を飲むこと)や処方薬依存(処方されている薬に身体的及び精神的に依存すること)があり、正確な診断及び投薬が難しくなります。

たとえば、吐き気がする副作用のある薬を飲んでいるために吐き気止めも服用し、その吐き気止めには別の副作用があるからそれを抑えるためにまた薬を服用するとなると、どうしても多剤併用になってしまいます。

これが日本の精神科における問題となっています。

実際に「1度に4種類以上の薬を新たに出された」「精神科において10種類以上の薬を服用している」方は、セカンドオピニオンを考えるべきでしょう。

3.生活リズムを整えるのが難しくなる

精神疾患があると、夜は眠れなくなりますし、朝起きるのも憂鬱になります。

たとえば起立性調節障害や自律神経失調症の場合は、一般的に、朝起きられず夕方になると目が覚めてくる傾向にあります。

うつ病の場合も、朝に憂鬱になり、起きられなくなります。

不眠症がある場合は、夜眠れなくなり、それが翌朝に響きます。

過眠症(眠りすぎてしまったり、日中に眠気が強くなったりする病気)の場合は、眠気のために日中に昼寝をすることもあります。

このように、病気によっても様々ですが、睡眠リズムが崩れてしまいがちになります。

しかも、このような病気は「怠けている」「本人の努力不足だ」「本人が弱いせいだ」と思われたり言われたりし、病気の症状であることが過小評価される傾向にあります。実際は「下痢をしている」「熱がある」「アレルギーがある」といったものと同じような病気の症状であるにもかかわらず、誤解され、余計に調子が悪くなってしまうのです。

4.「吸われる」感覚がある

皆さんは「会社に電車を使って行くのが怖い。ホームに行くとどうしても電車に、線路に吸われるような感覚があるから」という言葉を聞いたことがありますか?もしくは、実際にそのような経験をしたことはありますか?

このような状態は、実際に放っておくとかなり危険です。

別に「死のう」「自殺しよう」と考えていなくても、精神疾患があると、無意識のうちに体がそのような行動をしてしまう、ということはよくあります。

線路だけに限らず、高い建物のベランダや橋の上なども同じです。

そのため、そのような症状がある人をひとりで散歩させるのはかえって危険になります。

実際に、電車に飛び込んで自殺した人は、ちゃんとスーツを着て、仕事の用意をして出ていった人が大半だと聞きます。突然起こる「吸われる感覚」に耐えられなくなって衝動的に自殺した可能性もあります。

しかし、自殺は一時の衝動で起きるのではなく、それ以前にストレスや要因が積み重なっている場合がほとんどです。

5.孤独な戦い

精神疾患があると、人を信じるのが難しくなったり、精神疾患に対し社会が抱いている偏見の犠牲者になったり、「どうせ誰にもわかってもらえない」と心を閉ざしてしまったりする場合がよくあります。

そのため、職場にも精神疾患があることを言わずに就労する場合もあり、孤独な戦いになります。

孤独になると、余計に心を病んでしまいます。

そのため、世界には自助グループがたくさんあります。

一番手軽に参加できるものは、Facebookにあります。疾患別だったり、、女性のみのグループになっていたりするなどたくさんあります。

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