ようこそ! / Benvenuti!

Poste Italiane è un AMORE, Traduttrice, insegnante di lingua giapponese, Blogger e Youtuber.
イタリアの郵便局(ポステ・イタリアーネ)を心から愛しています。翻訳者、日本語教師、ブロガー、YouTuber。
I love Poste Italiane (Italian Post Offices). Translator, teacher of Japanese language, Blogger and YouTuber.

I miei libri / 出版した本 / My books
スポンサーリンク / sponsorizzazione

外国語はネイティブスピーカーから学ぶべきか

スポンサーリンク / sponsorizzazione
selective focus photography of bookshelf with books io – 私 – me
Photo by Element5 Digital on Pexels.com
この記事は約4分で読めます。
スポンサーリンク / sponsorizzazione

皆さんこんにちは。私はイタリア語を独学で習得し、ドイツ語とスペイン語とフランス語と中国語を独学しています。独学である程度のレベル(CILS B2程度)にたどり着くのは、方法を間違えなければ、それほど難しいことではないと私の経験が証明しています。

ネイティブスピーカーから外国語を学ぶ意義

日本では特に、「英語はアメリカ人やイギリス人から学ぶべきだ。英語が公用語であるフィリピンや南アフリカなどの人はその次に良いが、彼らは訛りが強い英語を話すため、なるべくネイティブスピーカー(アメリカ人やイギリス人)から学ぶべきだ」という「ネイティブスピーカー信仰」が根強いです。
たしかに、ネイティブスピーカーから学ぶことで、自然な表現を身に着けることができ、発音や単語の選び方が自然になるといったメリットは多くあります。癖のない自然な表現ができるようになるでしょうし、アメリカやイギリスは人気の留学先なので、現地での生活についてもイメージがつきやすくなるでしょう。

しかし、私は「外国語を学ぶために、ネイティブスピーカーから学ぶよりももっといい選択肢がある」ということをあなたに伝えたいです。

教授法を知っている非ネイティブスピーカーから外国語を学ぶ意義

例えば先ほど書いたフィリピン人の場合、彼らの母語はタガログ語(もしくはほかの地方の言語 180以上ある)です。しかし、彼らは小学生のころから英語を学び、フィリピン人は英語とタガログ語のバイリンガルである場合が多いのです。
つまり、彼らは「英語を外国語として学んだ経験」があるのです。これが外国語学習において大いに意味を持つことなのです。

納得できない? では、あなたに質問です。
あなたは日本語のネイティブスピーカーで、生まれたときから日本語を知っています。イタリア語を学んだあなたは、イタリア人とある程度の日常会話ができるレベルです。
それで「はい、明日からイタリア人の前で日本語を教えてください」と言われたところで、教えられる人はほぼ皆無だと思います。なぜなら、日本語の文法用語やそのイタリア語訳を、あなたは全く知らないのですから! そして、日本語のネイティブスピーカーであるということは、日本語で思考し発言することが「当たり前」になっているのです。そのため、外国人がよくする間違いや、外国人に理解しづらい日本語の不思議を説明するのはとても困難なはずです。そのため、AとBという単語の細かな違いを説明するどころか、何が違うのかも考えてこなかったことでしょう。

そのため、私が外国語をもし誰かから教わるとしたら、語学力やネイティブスピーカーであるかどうかより、その外国語を教えた経験が何年あるかを重視します。

外国語はネイティブスピーカーだけのものではない

英語を話すのはアメリカ人やイギリス人だけとは限りません。日本人もイタリア人もシンガポール人もインド人も英語を話します。しかし、前に述べたように、彼らの英語には癖があります。シングリッシュと俗に呼ばれるシンガポール訛りの英語や、Engrishと呼ばれるアジア人訛りの英語などにも、実生活で広く接しなければならないのです。英語が公用語である会社の同僚がアメリカ人やイギリス人とは限らず、そうでない可能性のほうが格段に多いのです。アメリカ英語に慣れすぎていて、シングリッシュがわからないといった場合には、まずシンガポール人とコミュニケーションをとることが難しくなります。あなたは将来の良き友人の候補になりうるたくさんの人を「言葉が分からない」という理由で切り捨てなければいけなくなるのです。いいえ、それだけではありません。彼らが話す英語が聞き取れなければ、シンガポールや東南アジアで働くチャンスも逃してしまうでしょう。東南アジアはもはや貧しい国ではありません。日本にいるよりもはるかに良い待遇でジョブオファーする企業も多くあります。
私が翻訳者として働いている世界中の会社では、例えばトルコ人やウクライナ人の英語と毎日接していますが、彼らが書く英語はいたってシンプルなものです。それは、彼らにとって英語が母語ではないからです。間違いや誤解をなるべく減らし、誰にとってもわかりやすい文章を書くことが、ネイティブスピーカーにわかりやすい英語を書くよりもはるかに大切なことなのです。なぜなら、英語を学んでいるあなたはネイティブスピーカーではないのですから、ほかのネイティブスピーカーでない人にもわかりやすい文章を書く必要があるのです。そして、相手が書く文章や発音の癖にも慣れ、そして自分の発音の癖にも慣れてもらわないといけないのです。そのため、訛りがあるかないかではなく、わかりやすく伝わりやすい表現や発音にする必要があるのです。そのためには、たくさんの練習をしなければいけませんが、その練習相手はなにもネイティブスピーカーに限ったことではないということを、私は伝えたいです。

コメント / Commentare

タイトルとURLをコピーしました