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通信制高校/大学のメリット・デメリット – 海外の通信制高校/大学も視野に入れよう!

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Photo by Quang Nguyen Vinh on Pexels.com
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皆さんこんにちは。通信制高校であるN高等学校(日本)を卒業し、その後イタリアの大学で勉強している私が、通信制高校や通信制大学のメリット及びデメリットを解説していきます。
数日前に「通信制の学校にはデメリットがない」といったような偏った記事や、「通信制の学校にはデメリットはあるけれども、たいしたことはない」という個人の主観が前面に出ている記事、もしくはアフィリエイトの記事を見てかなり幻滅したため、今回この記事を書いています。
イタリアの通信制大学に通っているひとの意見も聞いて書いています。

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通信制高校/大学のメリット

1: 時間に余裕が生まれる

通信制であるということは、通学の時間がかからないため、その分の時間を別のことに使うことができるというメリットがあります。たとえば、働きながら通信制大学に行ったり、育児をしながら通信制大学に行ったり、海外大学の受験勉強をしながら通信制高校に通ったりすることができるのです。働いているひとや育児中のひとにとって、通信制大学とは、まさに学業とその他のことを両立できるための希望なのです。「それ以外の選択肢はなかった」と証言している友人たちも多数います。

2: 海外大学受験に向けて勉強できる

残念ながら、日本において親身に海外大学向けの勉強をしているところはほとんどない(インターナショナルスクールなどはその例外)のですが、通信制高校に通うことで、学校の課題に充てる時間を最低限にして、夢である海外大学受験に向けて全力を注ぐことができます。しかし、N高等学校であっても、海外大学へのノウハウは全くありません。ただ、時間に余裕があるから海外大学に向けての独学での勉強がしやすいというだけです。

3: 病気があっても勉強に集中できる

通信制高校/大学には厄介な人間関係や、苦手な環境(発達障害がある私には、聴覚過敏があるため、騒がしい場所が苦手です)に時間を使う必要がありません。また、調子の悪い日には勉強しないこともできますし、勉強時間を少なくすることもできるので、病気によって退学や留年を余儀なくされるリスクが減ります。

通信制高校/大学の場合、卒業する年数は「普通の大学」よりも多めに計算されています。それは、「普通の大学」よりも1年に充てる勉強時間が少なくなるためです。そのため、3年で卒業するひとよりも、4年や5年かかって卒業するひとも多いのです。そういったことに比較的柔軟なのが、通信制高校/大学です。

4: 通信制高校/大学であっても、留学のための学生ビザや滞在許可書(ペルメッソ)が発給される

海外の通信制高校/大学に通う場合、試験は現地で受ける必要がある場合が多いです。その際に、通信制高校/大学であっても学生ビザを発給される場合が多いのです。なぜなら、通信制高校/大学であっても国の正規の教育課程であるからです。そのため、海外と国内の二拠点生活も可能なのです。つまり、たとえば普段の勉強は日本でして、試験の際だけイタリアに渡航する、ということも可能なのです。渡航費は、日本の大学に通うことを考えると、十分に賄える額です(海外の読者へ: 日本の大学は年間10000ユーロ以上の学費がかかります)。

イタリアに滞在するためには学生ビザを申請し、滞在許可書(イタリア在住日本人には俗にペルメッソと呼ばれます。なぜなら滞在許可書をpermesso di soggiornoというからです)が必要です。それらをきちんと発行してくれるので、イタリアでの合法的な滞在がもちろん可能なのです。

日本の場合、外国人がどうしているのかは、残念ながら、わかりません。

5: 外国語で授業が受けられる

海外の通信制高校/大学に行く場合、当然授業は英語もしくはその国の言葉になります。語学留学をするコストパフォーマンスを考えると、海外の通信制高校/大学も十分に検討されるべきだと考えています。なぜなら、語学留学ももちろん価値があり楽しいことなのですが、十分に独学や国内での学習が可能であることに比べ、正規留学、つまり海外の大学に在籍することで得られる学びのほうが格段に大きく広い範囲だからです。そして、イタリアの大学で学べることは日本の大学で学べることと大きく違います。どちらがより価値があるという話ではなく、まったく違うことを学べるから面白いよね、という話です。

大学の場合は学士という学位が発行されますが、それは通信制であろうと同じ価値を持つのです。少なくともイタリアの通信制大学では、イタリアの「普通の大学」を卒業した場合と同じ資格として認められています。日本の場合も同じです。

通信制高校/大学のデメリット

1: 偏見が多い

「あなたは所詮それくらいの能力しかないのね」と馬鹿にされることは正直に言ってかなり多いです。学歴コンプレックスを抱きやすくなることもあるでしょう。
なぜなら、日本の通信制大学は、いわゆる「普通の大学」に併設されていることが多いからです。つまり、大学の名前だけで話していると、一般的には「普通の大学」に通っていると思われます。実際は通信制課程に通っていることを隠すことはとても難しいです。必ずどこかの段階で「あれ、おかしいな」と思われるのです。そして、それをついに打ち明けると「後出しじゃんけんだ。所詮通信制じゃないか。誇れるものではないからこそわざと隠していたんだろう。詐欺だ。」と批判されます。通信制大学卒業という学歴を隠していたために、結婚を断られた事例もあります。卑屈になりすぎて攻撃的になり、友人関係が壊れる話や、通信制大学であることを公言したらフォロワーさんが大きく減った(「映えない」から)という事例もあります。

そうでなくても、イタリアの通信制大学に留学している外国人は、毎日のように「どこの大学に通っているの? (=どこの街に留学しているの? とイタリアの場合ほぼ同義。なぜなら1つの街にはたいてい1つの大学しかないため)」と質問され、説明してもしなくても厳しい目で見られます。それを避けるには、通信制であることを隠さずに最初から堂々として批判を気にしないようにするしかないのですが、それは簡単なことではありません。

しかし「詐欺だ」という人が怒っているのは、通信制であるというこよりも、それを隠して卑屈になっていることを怒っているのです。それだけは言わなくてはいけません。

2: 大学生活の話についていけない

「大学でBサークルに入っていて、とても楽しかった(海外の読者へ: サークルとは主に趣味や娯楽を目的とした課外活動のことです)」「大学で隣の席に座っていたC君と交際した」「大学で同じ専攻をしているDさんとEさんに出会って仲良くなった」「大学の授業が終わったあと、Fさんの家に寄って楽しく遊んだ」といった、大学生活での話題についていけなくなります。
悪意や学歴コンプレックスがあるわけではなく、「今日の天気は晴れですね」とか芸能人のゴシップ記事のような世間話という雑談の延長線上にある話としてこれらのことは語られます。つまり、悪意がないだけ、余計につらいのです。

3: 学費が高い

海外の通信制高校/大学の場合、国立の大学と比べて、学費が高く設定されていることが多いです。なぜなら、「普通の大学」が国立であるのに対し、通信制高校/大学は私立だからです。イタリアの国立大学の場合、学費は年間1500ユーロ程度ですが、イタリアの通信制大学の場合、学費は年間3000ユーロ程度です。しかし、前に書いたように、日本の国立/私立大学の学費は10000ユーロを超えることも多いため、結局海外の大学のほうが学費は安いのです(アメリカ合衆国などを除く)。

日本の大学であっても、通信制高校/大学の場合は、たとえば図書館を使えない、学生と交流できない、施設を使えるわけではない、大学教員と何時間も話せるわけではないなどの理由から、たとえ「普通の大学」より安くても、高く感じてしまうことは大いにあります。

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