ようこそ! / Benvenuti!

This blog is written by a blogger and YouTuber, a university student currently living in Kyoto and Rome, about studying abroad in Italy and other thoughts and feelings.
京都とローマの二拠点生活をしているブロガー兼YouTuberである大学生が、イタリアでの留学生活やその他感じたことについて書くブログです。
Questo è il blog di una studentessa universitaria, blogger e YouTuber che vive a Kyoto e a Roma, che scrive della sua vita da studentessa in Italia e di altre cose che sente.

I miei libri / 出版した本 / My books
スポンサーリンク / sponsorizzazione

注文の多い薬局の常連さん―No.22

スポンサーリンク / sponsorizzazione
この記事は約5分で読めます。
スポンサーリンク / sponsorizzazione

 こんにちは。ほのかです。このブログは暇人によって書かれた、表向きは実家のような安心感をもった場所にしたいと思いながら実際は永遠に、しかも取るに足らない何かをしゃべり続ける壊れたラジオ局みたいになってきているブログです。日記の類のブログってだいたいそんなものだと思うんですよね。有名人の日常でさえどうでもいいと思うのに、研究論文にも抄録にも本にもならないような個人的な情報なんて何の価値もないんです。ならなんで書くのかというと単純に私が話すのが好きだからです。好きだから書いているだけです。

私は生まれつき筋力が弱いらしいです。弱いといっても日常生活には大きな支障はありませんし、何かの病気ではないようです。低体重で生まれたわけでもない(厚生労働省の資料によると、2500g以下は低出生体重児とするようです)です。原因までは知りません。高校2年生くらいまでは体重が43kgくらいでしたが、それが関係あるのかは知りません。そういうわけで私は飲み込みと滑舌が悪いんです。とくに上半身の筋力が弱いので、握力もそんなに強くはないです。これにより疲れやすくいつも倦怠感があります。これについては補中益気湯と抑肝散がよく効いています。ただ日常生活には支障はありません。

そんな蛇足は置いておいて(というかこのブログの情報の純度はものすごく低いし全てが蛇足なのですが)、そんなこんなで私はよく病気になります。といってもそんな重篤なものではなく頭痛や吐き気や腹痛などです。体が精密なんでしょう。現在は逆流性食道炎があり、医師に週1くらいで通院しています。おかげさまで医師と薬剤師にはすぐに顔と名前を覚えられます。

飲み込みが弱いので、私は錠剤を飲むのに苦労します。カプセルは飲めません。私は発達障害があるので(現在はだいぶましになっています)、ストラテラを飲んでいましたが、シロップが出るまでは毎日大変でした。まず主治医の許可を得てカプセルを開けてその中身を飲むのですが、これがまた苦いんです。そりゃそうですよね。だってカプセルに入ってるんですもん。これが毎日のことなのでなかなか応えます。チョコレートやアイスクリームやヨーグルトなどの甘いものを用意しておいてそれを食べるのですが、個人的にはアイスクリームがよく効きました。シロップは牛乳で飲むと甘くておいしいですので、イーライリリーさんには感謝しています(主治医を通して、カプセルが苦いこととシロップがおいしいことは伝えてあります)。

精神疾患の薬は基本的にそんなに大きくはない錠剤なので、なんとか飲めています。新しい薬を飲むときには必ず主治医に「粉薬があればそれでお願いします」と言っているのですが、一度も粉薬が出たことはありません。ないんですよ、精神科って、粉薬が。そういえば、リスパダールに関しては粉薬がありましたね。ただリスパダールに限っては限りなくOD錠(口腔内崩壊錠)に近いようなものなので苦労していません。OD錠は一番ありがたいので、もっと増えてほしいです。リスパダールは頓服としても使えるようにシロップがありますし、いい薬です。精神科は高齢者も多いから、飲みづらい人のために粉薬があってもいいような気がするんですよね。しかも長期的に飲む薬なので。一番飲みづらいのはパキシルですね。でもあれはなかなか溶けないので何度もトライすれば飲めます。その次に飲みづらいのはレクサプロです。あれはすぐに溶けてしまうので、少し苦いです。製薬会社さん頑張ってください。

逆流性食道炎のお薬って大概カプセルみたいで、主治医も困っているみたいです。「薬理作用にあまり影響がないのであれば、私は砕いて飲んだり中身を出して飲んだりできます」とは言っているのですが、なんとかOD錠や粉薬を探してくれています。粉薬は苦くて飲めないという人もいるみたいなので、世の中にはオブラートというものがあるみたいですね。とにかくあらゆる薬が粉薬と錠剤に対応するようになればいいのですが、薬理的に難しいものも多いのでしょう。おまけに身体の病気があるのですが、その病気は薬をかなり制限する(とある薬理作用により、身体の病気の検査数値が悪くなる)ので、それもあり困っています。とはいっても、世の中にはいろいろな薬があるもんなんですね。こちらの資料はかなり面白いです。徐放錠くらいしか知りませんでした。

それで本題なのですが(ここまでは何だったんだ)、逆流性食道炎の薬(モサプリドクエン酸塩)が薬局になかったんです。薬局には全ての薬があるもんだと勝手に思っていたのですが、もちろんそんなはずないですよね。今日知りました。だって何を頼んでもすぐ出てくるんですもん、すごい話ですよ。四次元ポケットがあってもおかしくないです。ちなみに錠剤でよければその薬局に置いてあったみたいです。雨が降っている中、薬剤師さんが近くの薬局に行ってもらってきてくれました。こんなこともあるんですね。

薬局に薬がない場合はどのように対応するのでしょうか。気になっていたので調べてみます。

薬の在庫がない場合はどうすればよいのでしょうか。在庫なしを理由に処方せん受付を拒否をすることはできませんが、近年のジェネリック医薬品の普及に伴い、薬局に在庫もなく、メジャーではない医薬品メーカーが指定された処方がくることもあります。

この場合でも、調剤薬局は患者さんに薬をお渡しする努力をしなくてはなりません。まず、処方せんの薬はどこでどのくらいの期間手に入るか調べます。医薬品卸メーカーに問い合わせたり、近隣の薬局に在庫がないかも確認します。処方元の医療機関近くの調剤薬局では在庫がある可能性が高いです。

患者さんには現在薬局には該当の薬が無いことを言わなければなりません。後日薬が手に入る場合には、今すぐお渡しができないが、改めてお越しいただければお渡しすることが可能と伝えます。別の薬局が在庫を持っている事がわかれば、その薬局に行くことも提案します。

または、患者さんの了解のもと、処方元の医療機関に、同じ効果の別の薬に変更が可能かを問い合わすこともあります。ただし、処方変更は難しいケースも起こります。

このように、薬剤師は処方せんを応需するために努力しなければなりません。その後、患者さんに、今ここの調剤薬局で受付をするのか、他の薬局に行くか、処方変更をお願いしてみるか、などを提案して判断してもらいましょう。

※リンクは私がしました。出典はこちらです。 

薬剤師さんって本当にすごい仕事ですよね。あまり日が当たることはないように思いますが、私も薬学については非常に興味があるので少しかじりました。この記事をもし薬剤師さんが読まれていたら、心から感謝したいです。一時期将来の夢が薬剤師さんだったときがありました。先ほども書きましたが、ストラテラのシロップができたときに感動したからです。ストラテラの薬理作用を簡潔に示した資料を読んで「こんな面白い分野があるんや!」って思いました。イーライリリーさんで働くことが夢でした。人生が200年あったら精神科医になりたいと思ってはいます。300年あったら薬剤師にもなりたいです。

コメント / Commentare

タイトルとURLをコピーしました